競馬を推理する

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皐月賞2020 予想 前哨戦の結果から見る有力馬は?

皐月賞が4月19日(日曜日)に行われます。 

 

この記事では、

  • コースの特徴・レース展開予想
  • 前哨戦の短評とレベル
  • 出走馬の特徴

を考えていきます。

 

最後に予想を書いています。

 

 

G1 皐月賞

中山競馬場(Bコース) 芝2000m 内回り

コースの特徴

スタートして200mほど進むと上り坂があり、1コーナーまでの距離が約400mあるので基本的にはペースは上がりづらい。ここで先行争いが激しくなると序盤でスタミナを消耗してしまうことになる。

 

上り坂は1コーナーの途中まで続き、その後は向正面の中間まで下り坂。ペースが遅ければ下りの惰性を使ってまくっていく馬もいるイメージ。

 

直線が300mちょっとで短いので、ペース次第でレースが早めに動き出す。ロングスパートになれば最後に上り坂が待ち受けているので、持久力も必要になる。

 

ペース次第、隊列次第で結果は変わる難しいコース

 

 

あとは、内回りコースでコーナーがきついのでコーナリングが器用にできるかも重要になる。騎手の合図に素早く反応できるタイプがいい。

 

皐月賞では? ~今年のレース展開予想も~

馬場状態について。

中山開催最終日に行われるので馬場が荒れている。この時期は気温が上がり始め馬場が乾きやすくなっている。晴れる日が続けば時計が速くなるし、レースに近い日に雨が降ると水分を含んで緩い馬場になり時計が掛かる。

天気と当日の馬場状態を見極めたい

 

 

今年のレース展開についてだが、正直予想が難しい。

まず、逃げ宣言をしているキメラヴェリテがいる。この馬が逃げた場合、前走みたいなレースにしたいと考えるのが普通で、前半はある程度のペースで行き、3コーナー辺りから早めに動いていくと思われる。

しかし、外枠に入ったため内枠の馬が速ければ逃げられない可能性もあり、この場合ペースはややスローになりそう。こうなるとキメラが動くのか、後方にいる馬が動くのかはわからないが乱ペースになる予感もある

 

どちらにしろロングスパートにはなりそうなので、持久力やスタミナは必要になりそうで瞬発力だけでは乗り切れない。

 

前哨戦・ステップレース

皐月賞の出走馬が走った前哨戦・ステップレースについて振り返ります。

 

◆’19 12/15 朝日杯FS・G1 阪神 1600m

1着 サリオス

ハイペース、縦長の隊列。

上位5頭中4頭が中団から後ろの馬が占めたのに、サリオスだけ先行して押し切った。しかも、差し馬でもバテるところを最後まで脚が鈍ることがなかった。能力が違ったと言っていい。

 

◆’19 12/28 ホープフルS・G1 中山 2000m

1着 コントレイル

2着 ヴェルトライゼンデ

4着 ラインベック

9着 ブラックホール

11着 ガロアクリーク

ミドルペース。時計の掛かる馬場だったのもあり能力がある馬が上位に来た

コントレイルはまだ全力を出し切っていないが完勝。能力が違った。

 

◆1/19 京成杯・G3 中山 2000m

1着 クリスタルブラック

4着 ビターエンダー

前半は緩んだり速くなったりがあったが、後半はペースが流れた。

時計がかかる馬場でスタミナは必要だった。

クリスタルブラックの直線の脚は目立った

ビターエンダーはスムースさを欠いてしまった。

 

◆2/16 共同通信杯・G3 東京 1800m

1着 ダーリントンホール

2着 ビターエンダー

4着 マイラプソディ

スローペースで前有利の流れ。雨で緩んだ稍重馬場への適性が必要だった

1,2着は馬場適性があった。マイラプソディは敗因は不明だが、力を出し切れなかった。

 

◆3/8 弥生賞ディープインパクト記念・G2 中山 2000m

1着 サトノフラッグ

4着 ブラックホール

8着 ウインカーネリアン

馬群が2つに分かれ、先団はミドル、後方集団はスローの展開。

後ろは3コーナー手前からペースが上がりロングスパート戦。先団は4コーナーで捲られ苦しくなり、差し優勢の流れ。

重い馬場でパワーとスタミナが必要だった

▼弥生賞ディープインパクト記念の詳しい回顧はこちらの記事に書いています

fevreee.hatenablog.com

 

◆3/21 若葉S・リステッド 阪神 2000m

2着 キメラヴェリテ

3着 アメリカンシード

後続を離して逃げたキメラヴェリテはミドルペースより少し遅いぐらい、息を入れられるところもあった。2番手は61秒ぐらいで通過、スローペース。 

馬場が速かったこともあり、瞬発力が必要だった。

 

◆3/22 スプリングS・G2 中山 1800m

1着 ガロアクリーク

2着 ヴェルトライゼンデ

スローペースの瞬発力勝負。

▼スプリングSの詳しい回顧はこちらの記事に書いています

fevreee.hatenablog.com

 

レベルが高かったレースは?

オッズが示す通り、

  • 朝日杯FS
  • ホープフルS
  • 弥生賞

の3つのレースがレベルは高く、勝ち馬が強かったなと感じました。

 

出走馬の特徴

 1 コントレイル 福永騎手

【脚質】

  • スピード・瞬発力に優れている
  • 前目のポジションにつけても直線で瞬発力を使える
  • 東京スポーツ杯2歳Sで持久力があることも示した

【特性・能力】

  • スタートを斜めに出るところがあるので、ゴチャつくとポジションが悪くなる可能性がある
  • 走ることに前向きな馬で折り合い面に課題がある
  • もまれる競馬を経験していない⇒折り合いがつかない可能性がある
  • 騎手の合図に対する反応が早いので、ホープフルSを勝っているように中山コースは問題ない
  • 時計の速い馬場でも時計のかかる馬場でも勝っている。雨で緩い馬場になったときにどうか。
  • ホープフルSでもまだ余裕がある勝ち方で能力が底知れない

 

不安な点がないわけではないが、普通に走れれば勝てる能力はある。本命候補

 

2 レクセランス 北村友騎手

【脚質】

  • スタートが速くなく差す競馬をしていたが、だんだん改善されてきている

【特性】

  • 内にもたれる面がありロスにつながる
  • 前走、ペースが流れて追走に少し苦労していた
  • 関東への輸送しての競馬は初めて

 

課題を残しながらも3連勝したのは能力の証。1戦1戦成長していて伸びしろもある。3着なら可能性はあるから、押さえておきたい。

 

3 コルテジア 松山騎手

【脚質】

  • 先行馬

【特性・能力】

  • 関東へ輸送しての競馬は初めて
  • ペースに恵まれた時や自分のペースで走れた時に好走していて、厳しい展開になった時にどうか
  • 馬場が悪いとノメる感じもある

 

関東への初輸送、距離延長、雨とクリアしなければいけないことが多いが、流れに乗っている松山騎手なので期待してみるのもいいかもしれない。

 

5 サトノフラッグ ルメール騎手

【脚質】

  • だんだんと走ることに前向きになってきている。折り合いは課題になってくる。
  • ゲート内でジッとしないところがある
  • 瞬発力もあるし長く脚を使うこともできる

【特性】

  • 時計の速い馬場でも時計が掛かる馬場でも勝っている。雨で湿った馬場でも勝っていて馬場不問なのは心強い
  • 前走でホープフルS3着のワーケアに完勝していて、コントレイルと好勝負できてもおかしくはない

 

不安な点はゲートと折り合い。だが、2つともそこまで酷くない。能力もあり本命候補

 

6 ディープボンド 横山典騎手

【脚質】

  • スタートダッシュが速い
  • ペースが速くなった時にスッとついていけないところがあり内回りコースより広いコース向き
  • 反応が遅いので先に動きたい

 

1勝クラスも勝てておらず能力的に足りなさそう。

 

7 サリオス レーン騎手

【脚質】

  • 瞬発力も持久力もあり、どんな競馬でもできる自在性がある

【特性】

  • 大型馬で中山のコーナーを上手く回って来られるかが課題になる
  • 時計の速い馬場は結果が出ているが、雨で緩くなった馬場は未経験でやってみないとわからない

 

この時期成長途上の馬が多い中、この馬は他の馬に比べ完成度が高い印象がある。どんな競馬でも出来るが、持久力の方がアドバンテージになる可能性は高い。先行した方がいいだろう。

 

8 ウインカーネリアン 田辺騎手

【脚質】

  • 瞬発力がそこまでなく前に行きたいので、スタートダッシュが速く前に行けるのは強み
  • ゲート内の駐立が悪く出遅れる可能性がある

 

前走は強かったが、1勝クラス、展開に恵まれてのもの。重賞には2回出走して2回とも苦戦している。G1では厳しいと見る。

 

9 ブラックホール 石川騎手

【脚質】

  • 現状ではメンタル的なもので、前半は無理せず、外を気分よく走れる方が力を発揮できそう

【特性・能力】

  • 体の小さい馬だがパワーを必要とする馬場は得意

 

札幌2歳Sを勝っていて能力はあるはずなので、人気がないようなら押さえておきたい。3着までならあり得る。

 

10 アメリカンシード 丸山騎手

【脚質】

  • 先行~好位のポジションで競馬する

【特性・能力】

  • 直線で追い出すとふわふわする面を見せていたが前走では改善されていた

 

まだ能力がどのぐらいあるのかがわからないがG1ではどうか。

 

11 クリスタルブラック 吉田豊騎手

【脚質】

  • スタートの出方が良くないのでダッシュがつきづらい
  • 掛かる面があり、折り合い面を考えて今回も後ろからの競馬になりそう
  • 直線の脚はいいものを持っている

【特性】

  • 稍重馬場で勝っていて雨が降ったら面白い存在

 

能力がなければ2戦目で重賞を勝てない時計が掛かり差しが決まる展開になれば上位に食い込んできそう。

 

12 マイラプソディ 武豊騎手

【脚質】

  • 瞬発力もあるし、長く脚も使える
  • 瞬発力勝負にも持久力勝負にも対応している

【特性】

  • 京都2歳Sでは荒れた馬場を気にしたのか、小回りだったからか3,4コーナーでの反応が悪かった。それでも直線は脚を使えていた。
  • しかし前走は雨で緩い馬場で伸びきれなかった。現状では綺麗な馬場の方がいいのかもしれない

 

前走の敗因が特定できず、今回力を発揮できるかの判断が難しい。それまでの3戦を見れば勝てる能力はあるはず

 

13 ダーリントンホール M.デムーロ騎手

【脚質】

  • 瞬発力がそれほどなく前に行きたい
  • 少し掛かる面がある

【特性・能力】

  • パワーが必要な馬場・緩い馬場は得意にみえる
  • 接触やスムースに走れなくても最後まで諦めない気持ちの強さがある

 

時計が掛かった方がこの馬にはプラス。 

 

14 キメラヴェリテ 藤岡康騎手

【脚質】

  • 逃げでしか好走できていない
  • 陣営が逃げる宣言をしているが、前走ハナに行くのも出ムチを入れて苦労していた

 

前走が理想で、逃げて早めに動き押し切る形。自分のペースで行かせてもらえるかどうか。

 

15 ラインベック 岩田康騎手

【脚質】

  • 瞬発力があまりなく長く脚を使うタイプ⇒前目のポジションにつけたい

【特性】

  • ここ2戦結果が出ていない。フットワークが大きく小回りコースは合わないのか、勝負所での反応が悪い
  • ゲート内の駐立が不安定で出遅れる可能性も残している

 

広いコースの方が合っている印象があり...。

 

16 ガロアクリーク ヒューイットソン騎手

【脚質】

  • 前向きなところがあるので促してポジションを取りに行くのはかかるリスクがある⇒中団のポジションからか

 

脚が溜まる競馬の時に良いパフォーマンスを見せる馬で、ペースが流れた時に瞬発力を発揮できるかどうか

 

17 ヴェルトライゼンデ 池添騎手

【脚質】

  • ここ2走を見ると、勝負所での反応が良くなく、瞬発力もさほどないのでなるべく前につけたい
  • だが、スタートダッシュも速くないのは気になるところ

【特性・能力】

  • 直線で少し内にもたれる面がある

 

前走の内容が物足りず、広いコースの方が良さそうで高い評価は与えられない。

 

18 ビターエンダー 津村騎手

【脚質】

  • 瞬発力があまりないので前に行きたい
  • 折り合い面は安心できる

【特性・能力】

  • パワーが必要な馬場・緩い馬場は得意にみえ

 

この馬は道悪が得意に見え、先行できれば面白い存在。ただ外を回りすぎた時に苦しくなりそう。

 

現時点での予想

◎サトノフラッグ

〇コントレイル

▲ダーリントンホール

☆サリオス

△ビターエンダー、クリスタルブラック、ブラックホール

 マイラプソディ、レクセランス

 

今の中山競馬場は雨が降ると4コーナーから直線にかけての内側の馬場が悪くなります。そうなると差し馬はかなり外を回されるか、内の馬場の悪いところを通ることになり、前目のポジションにつけられる馬にアドバンテージがあるとみます。

 

また、土曜日の雨の影響が残ると見て、緩い馬場に適性を示してきた馬を上位に取りました

 

 

人気上位3頭はこのメンバーでは素質が上の存在です。緩い馬場への適性と小回り適性を考えて、◎サトノフラッグ、〇コントレイルにしました。

サトノフラッグは馬場適性を前走で示しました。速い馬場になってもいいので馬場への不安は少ないです

コントレイルは現段階では最上位の存在だと思いますが、緩い馬場への適性は未知数なのが気になりました。

サリオスは器用な脚を使えるかを疑問に感じ、☆まで印を下げました。1600mで先行できているので、こなせる可能性はありますがコーナリングが少し不安です。

 

そこで馬場適性と中団より前にはつけられそうなダーリントンホールを▲にしました。

4番人気以下は横一線だと思います。上位3頭にひけをとらない素質の馬もいますが、完成度や小回り適性、メンタル面の課題がありここでは評価を下げました。

 

ヴェルトライゼンデを無印にしたのは、小回り適性が低いと見てのものです。素質は高い馬ですが、前走の内容も物足りなかったこともあります。

 

 

最終的な予想はTwitterに書く予定です!

 

 

 

▼詳しい情報はJRAのHPをご覧ください。